ジンジャーC 8.9.10.11R回顧
ジンジャーCも8.9.10.11R、ついに2桁となりました。
早速回顧をしていこうと思います。それでは8Rから。
~8R 秘境遺跡 1200m~
普通に逃げはホウライニンギョウが奪取。この羽スタートが早い。
2番手はダイホウオンジが死守、そして3番手はリバーサイダーかと思いきや最内のアスラハートが奪いました。
結果論から言うと、これが決勝手になりました。アスラハートは比較的内を回り勝利しました。2着はあおのこのこさん(あおのこのこさんは今大会でも2着が結構多い…)のリバーサイダー。瞬発はそこまで高くないだけに、なんとかアスラハートの進路をカットしておきたかったところですね。結果的にはアスラハートの執念が実った形でした。
~9R 天空神殿 1600m~
2コーナー出口から直線が長く、ごまかしのきかないコースです。ここから勝ち上がるのは…?ホウライニンギョウが先手、内のウォッカビターズがその後ろ、ヴォラカムがかろうじて3番手に入り込み、3コーナーへ、またもスターさんの羽(クエイクザインパクト)がかかりながらスパートし羽群から抜け出し、他を離し残り100。ですが、さすがに失速していき後続が接近。ゴール直前で2羽にかわされて3着でした。
勝ったのはアクスロウ。加速が1番高かったものの、スパートが決まらなかったことがむしろ好結果をもたらしました。紫色さんが2勝目で3羽目へ。3羽目は加速187をを持つ羽。内から仕掛けたら止まらなさそうな羽ですね。
~10R 王宮都市 1600m~
右回りに変わりましたが、状況はそれほど変わらず、ごまかしの効きにくいコースです。
ただし、今回はメルゼキオが加速が高い分早いスパートで先頭のラインが崩れ先行力の高低で後方で結構離れてましたね。その分、外を回りかねない羽も内に入っていきましたが。
勝ったのはソニックバスター。前走の大敗が最内枠となって活きた形になりました。リバーサイダーと共に内ワンツーでの決着。3着のクエイクザインパクトはスパートで内のまま進む、はよかったですけど、肝心のスパートが合いませんでしたね。もしタイミングが合っていれば勝ち負け充分だったので惜しかったところです。
あれだけスパートで集団が崩れると、瞬が特化して高く先行・加速抑え目のヴォラカムには苦しすぎる展開でした。
~11R 熱帯密林 1000m~
1000mは、遅スパでなければ先行勢より差し、追込勢が有利かなと。今回8羽というのもあり、さらに有利です。
理由はお分かりかと思いますが、コーナーが少なく、かつスパートが早いタイミングで出ると、羽の壁ができずに突き抜けられて苦しくなります。今回がその典型的なパターンとなりました。
勝ったのはメルゼキオ。デビュー戦ではスパートが失敗したものの、こういう風に後方から一気にこれるのは強みでしたね、お見事でした。
これで王手となり、いよいよカギとなるアンカーはA3・145。瞬加を175まで乗せてる代わりに先行が100を切るギャンブル状態ですが、加速もこの羽の他に高い羽もなく、いきなりではありますが1000mということも追い風で勝機到来かもしれません。ただし、勝機というと、「良いスパートした時に前の壁が他の羽のスパートで崩れていること」ですので、早いと外に流れて万事休す、遅いと前に届かない可能性大です。
後、紫色さんを予想で印を打てなかった理由はアンカーの力関係でした。
3羽目になっている各陣営のアンカーで使えるA3の限界
スターさん A3・163まで ぴくたさん A3・160まで シゲンさん A3・154まで
…といずれも紫色さんより高いA3羽を使ってくることは必至です。
ですので、なるべく早期決着を果たさなければ、優勝というラインには到達できないかな、と思います。
とはいえ、チームとして4羽それぞれ特色がある羽達ばかりでそれぞれがその強みを活かしてる、と言えますので、優勝ということよりも、ひとつでもいい走りを期待したいところです。
一方、未だ11戦で勝てていない陣営も2陣営います。
まろさんのダイホウオンジは決して悪くはないのですが、そこからのもう一伸びがないので厳しいですね…左回り得意ですのでコーナーが急な次の砂浜連戦で何とか勝機を…というところでしょうか。前回の同条件(5R)では前が塞がり大外ブン回しでしたので度外視で。
エリニーさんのヴォラカムは終始苦しいレースが続いています。先行と加速が130前後だとどうしても中途半端な位置取りになって上手く瞬発が活かせてないですね…。「勝ち抜ければ…」とエリニーさんは当初から言ってましたので、何とかして気温適性も味方につけてA3差を跳ね返して欲しいですね。
両陣営も、最後の最後まで諦めずに必死にエールを送り続けて欲しいですね。
果たして、一気に決めるか、逆王手が入るのか、それとも逆転への一歩か…12Rは砂浜1000決戦です!
by sato1989smtv
| 2014-07-15 01:00
| 研究室